号令は時刻で出す
王城戦で指揮役が意識している時間の話
総指揮の私が、王城戦で意識している時間の考え方を書きます。ツールを使う・使わないに関わらず、持ち帰れる話です。例はホワイトアウトサバイバルです(非公式)。
敵国が決まってから本番が終わるまでの動きは、SVS本番までに指揮役がやることに書きました。
先に、この記事で使う言葉
- 集結主
- 集結を出す人。集結に乗る人は、集結時間のうちに集結主の都市まで行きます。
- 連撃
- 1回の攻撃(集結)で拠点を抜ける可能性は低く、駐屯している相手の旗持ちが強いと、集結人数を増やして抜きにかかります。これが連撃です。2人なら2連、3人なら3連。
- 旗持ち
- 駐屯で一番強い人。一番先頭にいる人も旗持ちと言う場合がある為、ここでは一番強い人を旗持ちと言います。
- 入替
- 攻める同盟が奪った拠点を、占領する同盟に時刻を合わせて渡すこと。占領する同盟の人は、単騎で着弾させます。
- 占領抜き
- 入替のとき、拠点の中に駐屯している全員が同時に抜けること。
- 差込
- 敵の連撃の着弾と着弾のあいだに兵を送り込んで、守りを固めること。
1. 指示が遅れた分が、敵の占領時間になる
敵が集結をかけたら、その敵に駐屯を抜かれる想定で動きます。抜かれてから、攻撃同盟がその敵を抜くまでの時間が、敵の占領時間になります。だから、敵が集結をかけたら、即集結をかけて抜けるようにします。
ロスが生まれるのは、着弾時間の計算と、分秒の秒をキリの良い数字にそろえるところです。そこに、受け取った一人ひとりの「着弾時間 − 自分の行軍時間」の引き算が加わります。
その指示までのロス分が、つまりは敵の占領時間を稼がせてしまう時間になります。
2. 押す瞬間が、一人ひとり違う理由
押す瞬間は、一人ずつ違います。仲間の都市はマップのあちこちにあり、拠点までの行軍時間が一人ずつ違うからです。同じ時刻に着弾させるには、遠い人ほど早く、近い人ほど遅く押す必要があります。
行軍に3分かかるプレーヤーAは21:00:15に、45秒のプレーヤーDは21:02:30に押します。押す時刻は違っても、全員が21:03:15に着弾する計算です。
3. 号令は「何秒後」ではなく「時刻」で出す
「今から60秒後」は、聞いた瞬間から遅れが始まります。時刻なら、遅れて見た人も追いつけます。
だから号令は、着弾時刻で出します。チャットには分と秒の4桁で流します。「1234」なら、12分34秒に着弾です。
4. 着弾時刻は、一番遠い集結主に合わせる
集結に乗る人は、集結時間のうちに集結主の都市まで行きます。着弾を決めるのは、太陽城まで一番遠い集結主の行軍時間です。
5. 連撃を分けるなら、着弾時刻も分ける
集結主7人を同じ着弾にすれば7連です。4連と3連に分けるなら、班を分けて別々の着弾時刻を出します。
6. 占領抜きは、一人ひとりが自分で抜く
入替のとき、駐屯している攻撃同盟の全員が、占領同盟の単騎が着く数秒前に太陽城から抜けます。これが占領抜きです。
旗持ちや盟主、幹部は駐屯している人を外せますが、一人ずつ外していては1秒の勝負に間に合いません。駐屯している一人ひとりが、自分で、同時に抜けます。
7. 端末の時計を疑う
全員が自分のスマホの時計を見ている限り、数秒はずれます。
この計算を、ツールに織り込みました。CommandClockといいます。
指示役が決めるのは、集結を出したいタイミングだけです。即時号令を押すと、いまの時刻に、押すまでの猶予と、集結時間と、一番遠い集結主の行軍時間を足して、着弾時間が決まります。
ツールに入っている人には、その人の行軍時間を引いた出発のカウントダウンが、その人の画面に出ます。入替の着弾と、そこから数秒前の占領抜きを、1つの時刻を基準に配れます。差込の着弾も指示できます。
基準はサーバーの時刻です。端末の時計が数秒ずれていても、全員のカウントダウンが合います。
ゲームには一切触れません。画面を読み取ることも、自動で押すこともしません。押すのはご自身です。
おわりに
号令は時刻で出す。着弾は一番遠い集結主に合わせる。連撃を分けるなら着弾も分ける。占領抜きは一人ひとりが自分で。端末の時計を疑う。どれも、決めた着弾時間に全員が合わせるための考え方です。
CommandClockは、はじめの14日間は無料です。王城戦は2週ごとにあるので、無料のうちに必ず1回は実戦で試せます。
14日間無料で試すあわせて読む:SVS本番までに指揮役がやること